【プレスリリース】食卓で子供と一緒に地元の特産品や歴史を知って!「瀬戸内海を駆け巡るふりかけ」誕生
この度、備後特産品研究会では「特産品を使って食卓に近い商品を」をコンセプトに、福山市内海町特産「のり」と走島町特産「ちりめん(カタクチイワシの稚魚)」や「いりこ」を使った「ふりかけ」です。企画から一年の歳月を経て「瀬戸内海を駆け巡るふりかけ」を商品化しました。
かつおぶし、削りぶしなど水産加工業の(株)桑田商店と、ノリなど水産加工業の前田海苔(株)の協力を得ました。なお現在、福山市内における削りぶし加工業者は、二社しか残っておりません。
この「削りぶし」は、大正初期に広島県福山市が発祥です。福山市鍛冶屋町の海産物商の安部和助が、当時豊魚であったイワシの加工利用を思いつき、この煮干しを簡単な削り機械を使って「削鰹(けずりがつを)」という商品名で発売したのが始まりといわれています(「‘95図説・日本の食品工業」 光琳発行505ページ、または「食品産業事典 改訂第6版上」日本食糧新聞社発行 平成9年9月、または「昭和の食品産業史」日本食糧新聞社発行 291ページ~297ページ 平成2年12月29日)。
ふりかけは、全国どこでもあり、決して珍しくありません。しかし当ふりかけは「物語れるふりかけ」として付加価値を付け、全国に発信しました。以下ポイントは5つ。
- 福山市内海町特産の「のり」(特徴)風味はもちろん、有明産より少し硬めですが、それがかえっておにぎり等ご飯系と相性が良いです。
- 福山市走島町特産の「ちりめん」「いりこ」を使用しております。(特徴)温暖な瀬戸内の気候でかつ、穏やかな漁場で育つため、身が柔らかく旨味が強く、風味が良いです。
- 「カタクチイワシ(成長したら「いりこ」と呼ぶ)」は「福山市の地域資源」に認定されております。
- 福山市は「削りぶし」の発祥の地(大正元年)でもあります! というわけで、このいりこを「いりこ削りぶし」として食べやすく加工しております。
- 化学調味料は使用しておりません。
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販売店: (有)ぬまくま夢工房(福山市御船町・WEB購入も可)、道の駅アリストぬまくま(福山市沼隈町)、ともてつバスセンター(福山市鞆町)、広島ゆめてらす(東京都・新宿駅南口) など ※広島ゆめてらすは2010年年6月をもって閉店しました。
企画開発: 備後特産品研究会
販売元: 株式会社中島商店、有限会社ぬまくま夢工房