【プレスリリース】郷土料理のレトルト「福山うずみごはんセット」の開発
備後特産品研究会ではこの度、福山市の郷土料理「うずみ」をご家庭で手軽に味わえるレトルトパウチ商品「福山うずみごはんセット」を開発しました。
昨年(平成22年)8月、ご飯の下に具材を隠して食べる広島県福山市の郷土料理「うずみ」を全国に広めるため、持ち運びに便利で、温めるだけで簡単に食べられるレトルト食品に着目し、レシピの考案や具材選びを進めました。
昨年末には、具材やだし汁は完成したものの、レトルトの製造工程上、米がつぶれ餅状になってしまうといった課題が残りました。しかし、ご飯と具材が一緒で初めて「うずみ」というところは譲れなかったため、袋のサイズを大きくしたり、グラム数を減らしたりと試行錯誤していくうち、レトルトの工程で圧をかけても、米の粒々感が保たれ、さらに湯煎をして袋から出すとお米の照りとふくらみが、ある程度維持される方法を見つけました。具材完成からさらに数ヶ月がたっていました。
具材には、しいたけ、しめじ、にんじん、鶏肉、ごぼう、油揚げなどを使用し、だしには、昆布やかつお、みりん等を使用しました。だしのうまみが特徴で、具材の上にご飯をのせ、少しずつかきまぜて食べるとだしがご飯に浸透してよりおいしく召し上がれます。
野菜とご飯が同時に食べることが出来、体に優しいスローフード的な「うずみ」料理を被災地支援に役立ててもらうため福山市へ300食を寄付しました。また、福山市が7月1日に開く市制95周年式典でも、来場者に200食が先着順で配られることが決定しています。
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<福山うずみごはんセット> 6月20日発売開始、390円(税込)。
販売店: (有)ぬまくま夢工房(福山市御船町・WEB購入も可)、備後ふくやま丸ごと物産館(福山市延広町 ※2013年3月で閉店)、道の駅アリストぬまくま(福山市沼隈町)、ともてつバスセンター(福山市鞆町) ほか
企画開発: 備後特産品研究会
販売: 有限会社ぬまくま夢工房