【プレスリリース】びんごの特産品を使った新商品の開発について「保命味噌(ほめみそ)」

2015.04.21府中味噌,金光味噌,保命酒,保命酒調味料,保命味噌

この度は、銘菓としての保命酒にまつわる商品ではなく、調味料としての保命酒にまつわる商品として、保命酒と府中味噌を組み合わせた商品「保命味噌(ほめみそ)」を開発しました。その背景には、まず料理の基本の「さしすせそ」の一つであること、日本人が幼少のころから馴染み深いもの、末端消費者において、銘菓よりももっと使用頻度が高く、日本食ブーム・健康食ブームであるアメリカや欧米諸国に出ていける、JAPANブランドを狙える可能性のある商品と感じたからです。

保命味噌 商品画像

メインの原料となる味噌は府中の老舗「金光味噌」の協力を得ており、保命酒やそれに漬け込んだ梅などの提供は、蔵元「岡本亀太郎本店」の協力を得ております。

味噌と保命酒に漬け込んだ梅を合わせ、およそ半年かけて味のバランスを調整し、独特な保命酒の薬味臭さを抑え、梅のさっぱり感を残し、子供から大人まで食べる事の出来る商品に仕上げました。また直接ご飯や野菜にかけて食べることが出来るよう手軽さの工夫もしました。老舗の経験と技術があってこそ初めて完成されるものだと思います。

このたび、商品を創るに当たり、近年の備後地域における中小・零細製造業が、後継者問題や大手資本の進出などの影響により、廃業を余儀なくされている実情の中で、これといった日持ちのするお土産がないという事が背景にあり、地元の伝統的な酒「保命酒」にまつわる商品開発に取り組んできました。

近年、地元の方々の協力のもと保命酒の知名度も上がり、さらに保命酒銘菓(和菓子・洋菓子)も徐々に認知され始めました。この保命酒銘菓は当初、福山へ来た人がお土産として購入して帰るケースが大半でしたが、現在は地元の方が手土産として県外へ持っていかれるケースも増え、さらにネットショップはもちろん、遠隔地での福山出身の同窓会の場でも使用されております。また、リピーターも着実に増えてきているのも事実です。

今後とも地元製造業の方々と共に付加価値のある新しい商品開発に取り組んでいこうと思います。

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<保命味噌300g> 9月中旬発売予定、初回300個限定、630円(税込)

販売店: 金光味噌(府中市)、岡本亀太郎本店(鞆町)、(有)ぬまくま夢工房(福山市御船町・WEB購入も可)、備後ふくやま丸ごと物産館(福山市延広町 ※2013年3月で閉店)、道の駅アリストぬまくま(福山市沼隈町)  など。※店舗によって取扱商品は異なります。

企画開発: 備後特産品研究会

販売元: 株式会社中島商店、有限会社ぬまくま夢工房

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