ごはんのおともは「ふりかけ」推し

コラム(読み物)

ふりかけ

雑誌などで「ごはんのおとも」というフレーズを目にすると、私はやはり当店ラインナップにもある「ふりかけ」を一番に連想します。

ということで、今日はふりかけの話です。

ふりかけは「こどもの食べ物」と認識されていた時代がある

ふりかけといえば子供の食べるもの。という概念は昭和の頃まであったそうで、当時のデータでは100%に近い確率でふりかけを食べるのは11歳まで、12歳になると急にその需要が減っていたそうです。

その結果に着目した某大手メーカーが平成元年に発売したのが、成年層をターゲット(※)にした「お〇なのふりかけ」です(伏字にしなくても分かる方が多いかと思いますが・・・)。この商品はみごと大ヒット、ふりかけ購買層の拡大化に成功しました。

※実際には10代後半にもよく食べられているそうです。

ふりかけ界では今なお新商品が続々投入されており、現代では大手メーカーだけではなく地方の中小メーカー独自開発のふりかけもインターネット上で大手に負けじとしのぎを削っています。

また既製品のみならず、レシピサイトなどでも「ごはんのおとも」で検索すれば、おかず味噌や自家製佃煮と並んで自家製のふりかけレシピ情報がたくさん出てきます(我が家でも、出汁を取った後の昆布やかつお節で作る佃煮風ふりかけは冷蔵庫に常備しています)。

ふりかけの本場・瀬戸内のふりかけを召し上がれ

と、まだまだ「熱い」ふりかけ市場。当店のふりかけは分類でいうと瀬戸内の「ご当地ふりかけ」になると思いますが、ふりかけとはまあ、全国的に見てもご当地ものや地域限定商品の多いこと多いこと。

御多分に漏れず瀬戸内でも同じ状況ですが、瀬戸内地域というのは全国津々浦々に愛好家がいる「ゆ〇り」「旅行の〇」など、国内ふりかけシェア上位クラスのふりかけメーカーが複数所在します。まさにふりかけ処。ふりかけ激戦区。

県内のお土産屋さんでもご当地ゆかりのふりかけ商品は充実しており、広島県産商品を並べているお店に置いてもらうのは実際、一苦労だったりします。

それだけに、当店オンラインショップまで辿りついてくださった方は千載一遇のチャンス。

ふりかけごはんはいつもとは違う味わいやおかずの代わり、お弁当の時の楽しみなど、いつもの白ご飯と一味違う演出を手軽に楽しむことが出来る食材です。忙しい現代人の欠食習慣を見直すきっかけにもなりうる食材、それがふりかけです。

と書くと堅苦しい話になりますね。要は大人になってもふりかけ食べようよ! 美味しいよ! 当店のふりかけも見てみてよ! と最後にはこう言いたかったわけで。

ぜひよろしくお願いいたします。

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